インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場
◆講演日:12月10日(火) 19:00〜
場:大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)
当講演会は講演90分、質疑応答30分を予定しています。

 〜建築の魅力を役立てるには〜
倉方 俊輔 (くらかた しゅんすけ)氏
建築史家/大阪市立大学 准教授

【テーマ】
『コミュニケーションとしての建築』〜独自性を育み、ファンを増やす建築の使い方〜

【要 旨】
私達が普段目にしている建築物において、見方を変えるだけでも、世界観や新鮮味が変わり、生活に深みを出すことができると、今回ご登壇いただく倉方氏は語っている。建築物には、その時代に生きた建築家の個性があり、大阪、京都、神戸といった関西の各都市の建物にも私たちの目線を変えるだけで魅力的に映るものがたくさん存在する。今回は同氏に建築が私たちに何を伝え、どのような魅力があるのかをご自身の見解も踏まえながらご講話いただく。

略歴 1971年生まれ。建築史家。大阪市立大学准教授。建築そのものの魅力と可能性を、研究、執筆、実践活動を通じて深め、広めようとしている。研究に伊東忠太を扱った『伊東忠太建築資料集』(ゆまに書房)、吉阪隆正を扱った『吉阪隆正とル・コルビュジエ』(王国社)など。執筆に対話を通じて理解を深める『大阪建築 みる・あるく・かたる』、『東京建築 みる・あるく・かたる』(以上、京阪神エルマガジン社)、建築を現在形で物語る『生きた建築 大阪』、文章と写真で建築の情感を詳らかにする『神戸・大阪・京都レトロ建築さんぽ』、『東京モダン建築さんぽ』、『東京レトロ建築さんぽ』(以上、エクスナレッジ)ほか。実践に日本最大級の建築公開イベント「イケフェス大阪」、品川区「オープンしなけん」、日本建築設計学会、住宅遺産トラスト関西、東京建築アクセスポイント、Ginza Sony Park Projectのいずれも立ち上げからのメンバーとしての活動などがある。日本建築学会賞(業績)、日本建築学会教育賞ほか受賞。
著書 伊東忠太建築資料集 (ゆまに書房)
吉阪隆正とル・コルビュジエ (王国社)
大阪建築 みる・あるく・かたる (京阪神エルマガジン社)
東京建築 みる・あるく・かたる (京阪神エルマガジン社)
生きた建築 大阪 (140B)
神戸・大阪・京都レトロ建築さんぽ (エクスナレッジ)
東京モダン建築さんぽ (エクスナレッジ)
東京レトロ建築さんぽ (エクスナレッジ)