インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場
◆講演日:12月26日(水) 19:00〜
場:大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)
当講演会は講演90分、質疑応答30分を予定しています。

 〜日本からモンゴル、そして世界へ〜
照屋 朋子 (てるや ともこ)氏
NGOユイマール創設者

【テーマ】
『子ども達が自尊心を持って暮らす社会にするために』

【要 旨】
照屋氏は高校在学中に、モンゴルのマンホールチルドレンの写真を見たことをきっかけにボランティア活動を始める。2007年にNGOユイマールを設立、孤児院を卒業する子ども達の自立を目的に活動する。2015年、世界の若手リーダー50人の1人として日本人で唯一ダボス会議に参加。ユイマールのビジョンに掲げた「世界中の子ども達が自尊心を持って暮らすことができ、自己実現を目指せる社会」の実現のためにはNGOという団体の形に限らない、多様なアプローチがあることに気付く。また「太陽の子ども達」の自立が達成したことから、NGOユイマールを解散、新しい挑戦を模索する。解散後1年間は世界の紛争地や貧困地を巡り、帰国後は「学校保護宣言」の日本政府調印に向けて、アドボカシーオフィサーとして活躍している。今回はより良い世界のために様々な活動にチャレンジする照屋氏の現在の思いを、実体験を交えて語っていただく。

略歴 1984年生まれ、沖縄県那覇市出身。
早稲田大学法学部、上智大学法科大学院卒業。法務博士。2011年、世界経済フォーラム(ダボス会議)が選出する若手リーダー(Global Shapers) 30人に選出。2015年、世界の若手リーダー50人に選ばれ、ダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)に唯一の日本人若手リーダーとして参加。
 
沖縄尚学高等学校在学中に、モンゴルのマンホールチルドレンの写真を見た事がきっかけでボランティアクラブに入部。 高校3年間ボランティア活動に熱中する中で将来は国際協力の道に進もうと考えるようになる。上智大学法科大学院在学中の2007年、孤児院「太陽の子ども達」より支援要請を受け、NGOユイマール設立。モンゴルへの渡航は30回を越え、通算4年間をモンゴルの孤児院で過ごす。2015年、ダボス会議にて、仏オランド大統領との意見交換メンバーに選出され、モンゴル国エルベクドルジ大統領への社会福祉政策への助言も行った。2016年、NGOの設立目標である、孤児院「太陽の子ども達」の自立が達成したことから、NGOユイマールを解散し、2016年から2017年にかけて約1年間、シリア難民キャンプ、チベット亡命地域、コロンビアのスラム街など、世界の紛争地や貧困地を巡る世界一周を行う。帰国後、紛争国の学校の軍事利用問題を解決するため、「学校保護宣言」の日本政府調印に向けて、アドボカシーオフィサーとして活躍中。