インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場
◆講演日:9月6日(木) 19:00〜
場:大阪工業大学 梅田キャンパス(OIT梅田タワー)
当講演会は講演90分、質疑応答30分を予定しています。

 〜現在も続く「講談」の魅力〜
玉田 玉秀斎 (たまだ ぎょくしゅうさい)氏
講談師 四代目

【テーマ】
『人に伝わりやすい話し方とは』

【要 旨】
講談は江戸時代初期に、生活に窮した浪人や軍学者達が、「太平記読み」等をして、投げ銭を得たことが始まりであり、台本を釈台におき張扇を叩きながら独特のリズムで話すことが特徴である。現在では巷のニュースを講釈するなど、題材も多様化しており、講談は私たちに身近なものとなりつつある。今回の講演では四代目 玉田玉秀斎氏より、普段の会話において人に伝わりやすい話し方を同氏の経験と講談の魅力を踏まえて、ご説明頂く。

略歴 1976年、大阪市平野区にて生まれる。

高校時代、スウェーデンに長期留学(ロータリー交換留学)。
この時にスウェーデン人から受けた質問がきっかけで日本文化に興味を持つ。

帰国後、大学は英語・国語だけで受験できた法学部に入学。

大阪大学・神戸大学・大阪市立大学関係の有志でドイツへ法学研修旅行(1ヶ月)に行く。
大学の先生や院生の方々と共同生活を送り、「考える事の大切さ」を知る。
司法試験を目指すが、大学卒業後も司法浪人生活を送る。

たまたま見つけた新聞の3行広告「講談塾生募集」の記事。
ここで、人生で初めて講談に出会う。

その3ヵ月後の2001年11月11日、旭堂小南陵に入門。

2004年4月〜5月、ロータリーGSEプログラムでブラジルに5週間派遣される。
そこでポルトガル語での講談。

2004年7月、アメリカ・ボストンで英語講談。
その時、英語の修羅場読みの模様がNHK WORLDにて10分間世界中に放送される。

2006年 京都産業大学 経済学部で講談を使った授業スタート(年に10回)

2007年、和の講談、洋のジャズを融合した新しいエンターテーメント「JAZZ講談」を開始。

2008年 ブルガリア公演(太平洋兄さん、映画「北辰斜めにさすところ」と共に)

2016年 四代目 玉田玉秀斎を襲名