【テーマ】
『「日本のモノづくり」が復活するイノベーションとは』
【要 旨】
ファッション業界が低迷する中、2012年の立ち上げから既存の概念にとらわれない革新的な取り組みで成長し続けている企業がある。メイドインジャパンの工場直結ファッションブランド「Factelier(ファクトリエ)」だ。日本全国で真摯にものづくりを営む生産者たちと直接提携して高品質なこだわりの商品をつくり、それを自社サイトにて販売。作り手(工場)と使い手(消費者)をダイレクトに繋げる単純明快な仕組みのもと真摯にものづくりとお客様に向かい合うとともに、ものづくりにこだわるための独自の仕組みや既存の概念を変える革新的な取り組みをしている。また、商品が生まれる背景や完成するまでの過程など、そのものにおけるこだわりやストーリーをサイトで丁寧に伝えている。真摯に「もの本来の価値」を提供しようとする姿勢が、大量生産・大量消費の終焉を迎えた現代社会に受け入れられている。今回、同ブランド創業者である山田氏に創業の思いや現在の事業モデル確立までの経緯、ご苦労など津々浦々お話しいただく。「日本のものづくり再生」や「地方活性化」への一つの解を示唆しているこの事業展開を是非お聴きいただきたい。
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