【テーマ】
『金融経済の不確実性と展望』
【要 旨】
デフレ脱却を目指すアベノミクスの貢献もあり、昨今日本経済は徐々に成長、回復の兆しを見せる一方、17年もOECDが経済成長率を1.2%へ上方修正するなど、世界経済も低位ながらも、安定的な成長を見込む見方が多い。しかし、イギリスが離脱表明したEUやトランプ氏が大統領就任したアメリカの動向、中東問題やロシア・中国の動きも含め、国際情勢はリスクを多分に孕んでいる。日銀の金融緩和政策の行方や金融機関の組織再偏等の内情含め、日本企業は国内外の政治・経済動向を注視しなければ大きな損害を被る可能性がある。今回、シティグループ証券のアナリストとして「日経アナリストランキング」で11年連続トップの評価でご活躍され、現在大学にて教鞭を振るう同氏を招聘。日本および世界が直面している問題の背景を独自の視点から分析した上で、金融経済のリスクと今後の展望についての知見をご披露いただく。
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