インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場
◆講演日:7月19日(火) 19:00〜
当講演会は講演90分、質疑応答30分を予定しています。

 〜オリンピック金メダリストの「生き方」とは〜
古賀 稔彦 (こが としひこ)氏
柔道家 古賀塾塾長

【テーマ】
『人生の教科書』

【要 旨】
左膝に大怪我を負いながらも頂点を極めたバルセロナオリンピック。困難を乗り越え掴んだ夢、栄冠に日本中が沸き立った。20年以上昔の出来事だが昨日のことのように思い浮かべることができる。「夢を実現するために、決心するということが大切」と説く同氏。自らに高い目標を与えることで、主体的に挑戦し、困難にも立ち向かうことができ、結果以前より成長した自分に出会えるとご自身の経験から語る。シンプルな言葉だが、様々な規制や価値観に流され、またそれ故逃げ道も多い現代社会に生きる私たちに当てられたエールと捉えることができる。今回、同氏より「人生の教科書」と称し、ご講演をいただく。武道家としてだけでなく指導者としても頂点を極めた同氏に、現代社会を生きる為の知恵と在り方を学ぶ。

略歴 1967年福岡県生まれ、佐賀県出身。
日本体育大学進学後“平成の三四郎”の異名をとり、世界選手権2階級制覇をはじめ、ソウル、バルセロナ、アトランタと3度のオリンピックに挑戦している。
1992年のバルセロナ五輪では、大会直前に左膝内側側副靭帯損傷の大怪我を負いながらも金メダルを獲得。また、1996年アトランタ五輪では銀メダルを獲得。
2000年4月、現役を引退し、「指導者」として、全日本女子柔道コーチを務めるかたわら、2003年4月からは子供の人間育成を目的とした町道場「古賀塾」を開塾。
2004年のアテネ五輪では、金メダルを獲得した谷本歩実のコーチとしても脚光を浴び、愛弟子を称えた抱擁のシーンは感動を呼んだ。
2007年4月から岡山県のIPU環太平洋大学体育学部体育学科教授、並びに女子柔道部総監督を務めている。2010年全日本学生柔道体重別団体優勝大会において女子柔道部創部4年目で初優勝の快挙、また、2011年の同大会で2連覇を達成。2013年全日本学生柔道優勝大会女子5人制でも2連覇を達成。
2008年、日本健康医療専門学校校長に就任。2008年4月弘前大学大学院医学研究科博士課程に入学。2012年3月同大学を卒業し、 医学博士号を取得する。2014年4月より全日本柔道女子強化委員に就任。
公式サイト 古賀稔彦公式ホームページ