●宇野 大介 (うの だいすけ)氏 且O井住友銀行 チーフストラテジスト
【テーマ】 「1ドル50円時代で日本経済が変わる!」〜超円高が進む中で巨大なパラダイムシフトに備えよ!!〜 【要 旨】 円相場は今年8月に1ドル75円95銭と戦後の最高値を更新した。宇野氏はリーマンショック以前の2007年の時点で1ドル50円という超円高を予想し、2011年からの10年の間に覇権国アメリカの存在は弱まり、ドルは基軸通貨としての立場を失い、パラダイムシフトが起きると述べてた。その場合、円高の弊害を語るのではなく、アジア圏での市場の確保、産業構造の転換とともに、投資立国を目指し日本に資金を集めるような対応が求められるという。本講演では、同氏より、今後の世界経済の行方と超円高が進行した場合の日本の対応についてご講話いただく。