インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場 (学)常翔学園 大阪センター
◆講演日:2009年6月30日(火)19:00〜  
アイデアや仮説を生み出すためには?

●内田 和成(うちだ かずなり)氏
早稲田大学 商学学術院 教授、早稲田ビジネススクール 教授
(株)ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント 

【テーマ】
スパークする思考 〜 右脳発想の独創力 〜

【要 旨】
仕事で創造性を発揮するためには、特別な訓練や努力が必要と思っている人は多い。しかし、日常生活で駆使している情報活用方法が、実は仕事でもそのまま効果を発揮する。そこでクリエイティブなアイデアや優れた発想で知られる内田氏の頭の使い方を紹介する。同氏によれば、「情報は覚えるな、整理するな」ということであるが、どうすれば情報を整理したりせずに優れたアイデアを生み出すことが出来るかを当講演で語ってもらう。カギは脳みそにレ点を打つことにあるらしい。
 

講師略歴

東京大学工学部卒、慶應義塾大学経営学修士(MBA)。
日本航空株式会社を経て、1985年ボストンコンサルティンググループ(BCG)入社。
2000年6月から2004年12月まで日本代表。
2006年4月、早稲田大学商学学術院教授就任。専門は競争戦略とリーダーシップ。 BCGでは現在シニア・アドバイザーを務める。

著書

スパークする思考 右脳発想の独創力 (角川oneテーマ21)(角川書店)
すごい「議論」力!―これが最強の「論理&心理」術!(三笠書房)
BBTビジネス・セレクト10 プロフェッショナルの鍛え方 (BBTビジネス・セレクト) (BBTビジネス・セレクト)(ゴマブックス)
BBTシリーズ8 コンサルティング入門 (BBTビジネス・セレクト) (BBTビジネス・セレクト)(ゴマブックス)
仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法(東洋経済新報社)
eエコノミーの企業戦略―日本企業復活・30のヒント(PHP研究所)

内田和成氏ブログ http://uchidak.cocolog-nifty.com/blog


●受講生の声(当日のアンケートより)

「非常に面白く聞かせて頂きました。“情報は覚えるな”という言葉にとても感銘を受けました。」(30代・アパレル・男性)

「本日の持ち帰りは脳に“レ点”を立てる事です。フラッグを多く持つ事によって日常生活の中でも物を見る眼が鋭くなり、観察力を養う事ができるようになる気がしてきました。」(40代・情報サービス営業・男性)

「自分自身、レポート等作成時、グーグル等を参考にしており、オリジナリティのない作業をしていたのだと感じました。今後は右脳を効果的に使います。」(男性)

「仕事の都合でかなり遅れて来たのですが、来て良かったと思いました。発想のしかた、たくさんの引き出しを持つことの大切さ、仮説の根拠は基本的に不要であることなど、たくさんの気付きを頂き、勉強になりました。」(30代・小売業サービス業・女性)

「“仕事だから”と考えるのではなく、日常の頭の使い方を仕事に使うことで、いい仕事が出来るようになりたいです。」(30代・販売業・男性)

「自分のレンズで見て「あれっ?」と思うことを大切に、人間にしかできないアナログ思考を磨いていき、自分なりの切り口で物事をとらえられる存在になれるよう日々の生活で成長していきたいと思います。」(30代・小売業マーケティング・女性)