インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場 宝塚造形芸術大学 梅田キャンパス
◆講演日:2007年12月5日(水) 19:00〜 
 独自のビジネスモデルがリゾート市場を変えた!

●山中 直樹( やまなか なおき) 氏
(株)四季リゾーツ 代表取締役社長

【テーマ】
リゾート事業のイノベーション〜リゾート市場を変えるビジネスモデルの構築〜

【要 旨】

三菱地所(株)の社内ベンチャー制度により設立された同社は、2001年の創業以来、高品質の企業保養所を経営受託・賃借し「365日いつでも1泊朝食付きで5,250円」をコンセプトに、利用状況が低迷する企業保養所に一般客を泊める「四季倶楽部」事業を展開、客室稼働率は年平均で約90%、リピート率も50%を超えるなど高い評判と人気を誇っている。また2005年からは旅館・シティホテルとの提携も開始、同事業のさらなる拡大を図っている。当講演ではリゾート市場において新たなビジネスモデルを構築してきた同氏にその戦略の詳細を伺う。

講師略歴

1989年3月 東京大学法学部卒。

1989年4月 三菱地所株式会社入社。

《総務部(4年)、経理部(6年)、関連事業部(1年)を経て》

2001年2月 同社「社内ベンチャー制度」により、現職、
        (株)四季リゾーツ 代表取締役社長に就任。

四季倶楽部ホームページ

http://www.shikiresorts.com/


●受講生の声(当日のアンケートより)

「すばらしい事業理念があり、それを様々な工夫で実現されているお話に、大変感銘を受けました。日本の国、人々を幸せにしたいという想いに触れられ、よかったです」(30代・女性)

「ビジネスモデルの発想は、マイナスの要因をいかにプラスのサービスに転化させるかであると思いました。そして夢と理念を事業の中心に据え、利益優先ではなく、世の為、人の為に喜ばれる、感謝される信頼関係を、付加価値サービスに形を変えることと感じました」(50代・会社員・男性)

「大変好感のもてる熱いお話に聞き入ってしまいました。四季倶楽部、是非訪れてみたいと思います」(40代・建設・事務・女性)

「業界の常識が非常識となる、その発想に考えるポイントがあるように感じました」(40代・大学・事務職員・男性)

「社内ベンチャーではあるが、経営にしっかりした哲学があり、それをきちんと守って運営しようという志というか、Willを感じ、感動しました」(50代・サービス業・男性)

「近年の日本企業に欠けているぬくもりを感じました」(30代・化粧品・工場企画部門・男性)

「一貫した企業理念があり、それに基づいてビジネスを行うことの重要性を感じました」(20代・金融・販促・男性)

「業種は異なりますが、企業のあり方について考えさせられたように思います。弊社に何が求められているのか考えたいと思います」(30代・建設業・男性)

「本日は『正しい事を正しく行なっている方』のお話を聴けたと思います。お聞きした話の中で『心に響くところ』多く、大変よかったです」(60代・サービス業・男性)