インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場 宝塚造形芸術大学 梅田キャンパス
◆講演日:2006年6月6日(火)19:00〜
 松下幸之助氏から伝わるリーダーシップの理念

●関  淳( せき きよし) 氏
(財)松下政経塾  塾長

【テーマ】
今、求められているリーダーの条件

【要 旨】

リーダー教育が必要であるということは論をまたない。長い間、暗記型知識を問う教育が続いたため、先見性に基づいた課題設定力や普遍的な説明能力、想像力などを体現できる人材が不足し、いわゆる受験戦争を勝ち抜いた秀才が閉鎖的な出世コースを歩むのみで、責任と義務を自覚する志の高いリーダーが輩出していない。当講演では、国の将来を憂いた松下幸之助氏が21世紀に活躍する日本のリーダーを育てたいと考えて私財70億円を投じて設立した松下政経塾の関塾長をお招きし、今の時代に求められているリーダーシップについて、同塾での教育方針・指導方針を交えながらご講話いただく。
 

略 歴 1932年 2月 8日 新潟県出身

最終学歴 1953年 3月 早稲田大学 第一法学部

1953年 4月 松下電器貿易(株)に入社

1980年12月 同社 取締役に就任

1981年 7月 ブラジルナショナル(有)出向 取締役社長に就任

1984年10月 アメリカ松下電器(株)出向 取締役社長に就任

1984年12月 松下電器貿易(株) 常務取締役に昇任

1985年 2月 松下電器産業(株) 取締役に就任

1986年12月 松下電器貿易(株) 取締役社長に就任

1988年 4月 (松下電器産業との合併により辞任)
         松下電器産業(株) 代表取締役常務に就任

1994年 6月 同社 代表取締役専務に昇任

1996年 6月 同社 顧問

1998年 4月 (財)国際高等研究所 専務理事に就任

2000年 4月 (財)松下政経塾 副理事長に就任

2001年 6月 同財団 塾長を兼任
         現在に至る
松下政経塾
ホームページ
http://www.mskj.or.jp/index.html


●受講生の声(当日のアンケートより)

「テクニックや表面的なリーダー論ではなく、『魂』についての非常に重みのあるお話でよかった」(30代・家電メーカー・広報・女性)

「大変心に残るお話でした。“志を高く、人に見える様に掲げる。素直な心で意見を聴く” これらを明日から実践していきたいです」(30代・建設業・男性)

「現状の社会の見方や考え方とその問題点について分かり易く説明いただき、理解が深まった。日常業務で直面している問題について解決へのアプローチができたと思う」(30代・電力会社・男性)

「まず日本を知るとのお話に共感した。高い志を持つ為に自己への投資を続けていきたい」(40代・製薬メーカー・総務・男性)

「難しいお話ではなく、共感できる部分が沢山ありました。基本的な事柄が沢山あって、自分を見直すきっかけになりそうです」(40代・大学・事務・男性)

「自分の進み方に一つの柱ができた気がします」(30代・ITメーカー・営業・男性)