インテリジェントアレー撰壇塾
講演時間 会場 宝塚造形芸術大学 梅田キャンパス
◆講演日:2006年6月29日(木)19:00〜
 ブランド創造に欠かせないデザインマネジメントとは?

●佐藤 典司( さとう のりじ) 氏
立命館大学経営学部教授
元(株)電通

【テーマ】
ブランドはこうして作られる
〜ブランド価値を創造する、デザインマネジメント戦略〜

【要 旨】

今日の商品は、実用機能面だけでなく、むしろ商品デザインやパッケージデザイン、広告プロモーション、あるいはブランドの価値など、いわゆるデザインを中心とするさまざまな情報的な価値が付加された結果、消費者に受け入れられているという現象が増えており、こうしたデザインマネジメントの手法は今後もますます重要度を増して いくと予想されている。本講座では豊富な実例と講師の実務経験を基に、ブランド創生活動の中でデザインのパワーをどのように活用すれば良いのか、またどうすれば優れたブランドづくりが出来るのかについて、ブランドづくりにすぐに役立つ実践的な手法を学びながら検証する。

略 歴 立命館大学経営学部 環境デザインインスティテュ−ト教授。

1955年山口県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒。

1980年(株)電通入社の後、(社)ソフト化経済センタ−出向
などを経て、1998年電通を退社し現職に。
デザインマネジメントおよび、情報価値マネジメント、知価社会を中心に研究。
 
主な著書 「デザインに向かって時代は流れる」(PHP)
「デザインの経済学」(PHP)
「情報消費社会を勝ち抜くデザインマネジメント戦略」(NTT出版)
「情報消費社会の経営戦略」(経済産業調査会)など
 
立命館大学
ホームページ
http://www.ritsumei.ac.jp/


●受講生の声(当日のアンケートより)

「ブランドに関する見方・考え方が変わった。文化的側面の重要性を認識した」(40代・電機・企画・男性)

「ブランドは、優れたデザイン力と、それを育てる作り手と使い手双方の思いだけではなく、もっと大きな文化というものに支えられている事を改めて感じました」(30代・建設業・一般事務職・女性)

「デザインマネジメント戦略のポイントがわかりやすく説明され、理解しやすく、実践的な内容であった」(50代・会社員・情報機器製造販売・男性)

「適切、適確に『基本』をレクチャーいただき、大変勉強になりました。実践・応用に活かせる内容でした」(30代・大学・事務職・男性)

「非常にわかりやすく納得できた。コメントがそのまま業務に即使えそうです」(30代・女性)

「ブランド(自社の強み)を訴える中で違いを完結に伝える等、訴求の仕方が参考になる講義でした」(30代・営業職)

「明快に差別化して、真似できないように、等のポイントは、企業全体だけでなく、普段の仕事の実務にも通じるものがあると感じました」(30代・製造業・事務職・男性)