◆講演日:2005年5月27日(金)19:00〜
大成功の裏には失敗があった
●沖中 直人(おきなか なおと)
サントリー叶H品事業部課長 |
【テーマ】
“伊右衛門”はこうして生まれた
〜メガヒット商品誕生の舞台裏〜
【要 旨】
商品の企画開発を志してサントリーに入社した同氏は、5年目に食品事業部で念願の開発チームに加わり「続
のほほん茶」「しみじみ緑茶」などを担当、2001年発売の「熟茶」では商品開発の中心的役割を担うが、思わぬ不評で一年後には販売中止となる。「伊右衛門」では、その“敗戦”原因を「商品コンセプト」「マーケティング」「デザイン」「広告・宣伝」等から多面的に分析、緑茶本来のおいしさを追求した「味」と斬新な「パッケージデザイン」が消費者に受け入れられ、飲料業界の初年度販売数量で過去最多を記録するメガヒット商品へと導いた。 |
講師略歴 |
出身地 兵庫県
担当業務 無糖茶飲料ブランドマネージメント及び新製品開発
1991年3月 慶應義塾大学法学部政治学科卒
1991年 4月 サントリー株式会社入社 資材部配属(包装材料の購買を担当)
1996年 4月 食品事業部異動 (無糖茶飲料のブランドマネージメント及び新製品開発を担当)
2004年 9月 食品事業部課長現在に至る
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サントリー
ホームページ |
http://www.suntory.co.jp/ |
●受講生の声(当日のアンケートより)
「開発者としての思いが力強く伝わってきました。あらためて『伊右衛門』がサントリーらしい商品且つ消費者に受け入れられた商品であると思いました。」(30代・人材開発・男性)
「本当に開発なり企画なりの汗水を流した人の話であり、迫力を感じた。」(30代・メーカー・男性)
「モノづくりのプロセスや失敗談、その後の成功がわかりやすく語られてよかったです。自分の仕事とオーバーラップして、とても参考になりました。」(30代・団体職員・女性)
「学生期待度NO.1のサントリーさんだけに、さすがというべき充実した内容で聞きごたえがありました。」(20代・学生・男性)
「消費者を見るという視点がどれだけ大切かを教わった。」(女性)
「非常に実践に即した内容で参考になりました。普段の生活の中で感じられることのできる事を考えられて楽しかったです。色々な物事の見方は大事であると感じました。」(30代・男性)
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