●大山 雅嗣(おおやま まさつぐ)
㈶社会経済生産性本部 HRD(人材開発)コンサルタント |
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【テーマ】
“キャリア開発”のポイントと今後
〜なぜ今、“キャリア”が注目されるのか?〜
【要 旨】
今、“キャリア”という言葉が巷で氾濫している。大学の「就職部」は「キャリアサポートセンター」に名を変え、会社は「自律したキャリア形成」を唱え始めている。しかし「キャリア」ほど、曖昧な意味で使われている言葉はない。ある時は「職務経歴」を指すが、またある時は「エリート」、そして「人生そのもの」であるという人もいる。そもそも「キャリア」とは何であろうか。また、なぜ今「キャリア」という言葉に注目が集まっているのだろうか。HRD(人材開発)コンサルタントとして、多くのキャリア・コンサルタントを養成するとともに、キャリア協議会の幹事も務める同氏に、「キャリア」についての考え方と、今後の方向性について聴く。
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講師略歴
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1985/4(財)社会経済生産性本部入職。出版部、広報新聞部、労働部を経てコンサルティング部。
コンサルタントとして1998年より企業において日本企業の特質を踏まえたキャリアカウンセリング制度の導入指導を行う。 |
専門・研究分野 |
キャリア開発に関する調査研究・コンサルティング・教育指導 |
経 歴 |
1983/3早稲田大学卒第一文学部演劇専攻 |
著書・論文
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●「創造的社会人になるためのビジネス・キャリア開発」
(専修大学商学研究所・研究年報第25号、1999年)
●「ビジネス・キャリア制度〜個人活用に関する調査研究〜」
(中央職業能力開発協会委託事業、2000年)
●「ビジネス・キャリア制度 上級試験における
評価コンセプトおよび評価方法に関する調査研究」
(中央職業能力開発協会委託事業、2001年) |
講師・講演活動 |
専修大学 商学部 非常勤講師
(「ビジネスキャリア開発」担当)
●「やさしい生産性教室・キャリア開発の考え方・進め方」
(社会経済生産性新聞連載、2000年)
●「やさしい生産性教室・キャリアカウンセリングの考え方・進め方」
(社会経済生産性新聞連載、2002年)
●「キャリア形成の視点」
(城西短期大学・研究年報第1号、2002年)
●「ビジネス・キャリア制度個人活用マニュアル」
(中央職業能力開発協会委託事業、2002年)
●「組織風土改革の考え方」
(社会経済生産性本部公開セミナー)
●「キャリア開発の進め方」
(兵庫県職業能力開発協会)
●「キャリア開発研修」(兵庫県)
●「創造的社会人になるためのビジネスキャリア開発」
(専修大学商学研究所)
●「キャリア形成の視点」
(城西短期大学、玉川大学経営学部)
●「自分探しのためのキャリアデザイン」
(玉川大学農学部)
●「キャリアモデル構築の考え方」(人材派遣会社)
●「人事管理とキャリア開発支援」(食品会社)
●「キャリア開発の実際」(日本人材マネジメント協会会員セミナー) |
社会経済生産性本部ホームページ |
http://www.jpc-sed.or.jp/ |
「“キャリア開発”に関してモヤモヤしていた点が少しクリアになりました。あとは自分なりに納得できるよう学びを深めて、さらに自信をもってクリアにしていきたい
です。
」(30代・女性)
「いろんな業種の方の話を聞けて、また自分の考えを声に出せて、視野が広がり、気分がスッキリしました。」(30代・メーカー・男性)
「初対面の方とのセッションで、ややとまどったものの、案外楽しかったです。」(40代・銀行員・男性)
「初めて会う方との話も、自分自身を見直すという意味でも、とても“おもしろい”“自分のためになる”ものでした。」(30代・営業・男性)
「キャリアについて自分なりに考えることができました。」(40代・会社員・女性)
「他業種・いろんな年齢の方と交流できて楽しかったです。」(20代・公務員・女性)